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【SHADOW/影武者】って映画が何だか面白そうなんだけど一体どういう映画なんだろう、公開される前に基本的な情報だけでも知っておきたい!
本記事ではこのような疑問にお答えします。
Twitterのタイムラインで流れてきたGIF画像を見て本作の存在を知ったのですが、この画像にまたしても僕の厨二心はくすぐられてしまいました…
それがこちら。
『影』って映画に出てくる傘ソード格好良すぎる!!! pic.twitter.com/hA3Wz2CQT9
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) 2019年4月29日
めちゃくちゃ格好良くないですか?
これだけで僕のテンションはうなぎのぼりです。
そんな超絶格好良い仕込み傘が拝める武狭アクション映画『SHADOW/影武者』は、9月6日の金曜日に全国ロードショー予定となっております。
監督は巨匠チャン・イーモウ(張 芸謀)
本作のメガホンを取るのはチャン・イーモウ(張 芸謀)監督。
©Wikipedia:張 芸謀より引用
彼の代表作と聞いて思い浮かぶのは主に以下の2作品で、
近年ではマット・デイモンとタッグを組んで万里の長城を舞台とした映画を制作しております。
【2016年】
そんな巨匠である彼が「自分が本当に撮りたい物語と出会った」と言わしめ構想から撮影までに3年半に渡るほどの時間が掛かった力作が、映画『SHADOW/影武者』です。
映画【SHADOW/影武者】の主要キャスト
まずは映画の中心となるメインキャストを数人取り上げてご紹介します。
トトク(都督)&影武者役:ダン・チャオ(鄧超)
©2019 SHADOW/影武者より引用
本作の主人公であり沛(ペイ)国の重臣、都督(トトク)と影武者の一人二役を演じるのはダン・チャオ(鄧超)。
1979年生まれの40歳で、2016年に公開されたチャウ・シンチー監督の映画『人魚姫』の主人公にも抜擢されアジア映画歴代興行収入№1を打ち立てるほどの大ヒット作となりました。
本作では逞しい肉体の影武者パートの撮影を終えてから病的な都督を演じるために20kgにも及ぶ減量を成し遂げるなど、ダン・チャオの変貌ぶりを楽しむことができます。
それにしても撮影開始からクランクアップまでのおよそ5ヵ月の間に20kgもの肉体改造をするとは凄すぎますね…
シャオアイ(小艾)役:スン・リー(孫儷)
©2019 SHADOW/影武者より引用
都督の妻で彼と瓜二つの影武者の間で揺れる小艾役を演じるのは、スン・リー(孫儷)。
1982年生まれの36歳で2004年にはサントリーの烏龍茶のCMにも出演しております、このCM僕も何となく見覚えがありますね。
サントリー烏龍茶 CM
そんなスン・リーは都督役のダン・チャオと2010年に結婚した正真正銘の夫婦でもあります、本作でも夫婦役を演じるので息の合った芝居が見られること間違い無しでしょう。
沛(ペイ)国の王役:チェン・カイ(鄭愷)
©2019 SHADOW/影武者より引用
都督が従える沛(ペイ)国の王役を演じるのは、チェン・カイ(鄭愷)。
1986年生まれの33歳で、チャン・イーモウ監督作品では冒頭でもお話したマット・デイモン主演の映画『グレートウォール』に続いての出演となります。
表向きは軟弱者で腑抜けだがその実、内には様々な魂胆を抱えた狡猾な王という独特な役柄を演じるのでそれがどうスクリーン上で表現されるのか楽しみであります。
田戦役:ワン・チェンユエン(王千源)
©2019 SHADOW/影武者より引用
家臣の1人である田戦役を演じるのは、ワン・チェンユエン(王千源)。
1973年生まれの46歳で、2010年の『鋼のピアノ』では第23回東京国際映画祭において最優秀男優賞を受賞しました。
上の画像を見た時に一瞬「え、原口あきまさ出るの?」と思ってしまいました、このショットだけかもしれないですがそれにしてもそっくりです。
彼も傘の暗器を使用して後ろで戦っている人達も使っているので、この暗器は割とメジャーな武器なのかもしれません。
楊蒼(ヤン・ツァン)役:フー・ジュン(胡軍)
©2019 SHADOW/影武者より引用
沛(ペイ)国の領土を奪った強国である炎国最強の将軍、楊蒼(ヤン・ツァン)を演じるのはフー・ジュン(胡軍)。
1968年生まれの51歳で、日本では2008年に公開された『レッドクリフ』の趙雲役が有名かもしれません。
金剛力士像のような力強いいで立ちと鋭い眼光で睨みを利かす楊蒼が本作で一番の敵となる人物といえますが、『HERO』や『LOVERS』のような美しいアクションを影武者と繰り広げてくれるのか楽しみなところであります。
映画【SHADOW/影武者】のあらすじ
ではここで本作のあらすじを説明していきます。
弱小国であった沛(ペイ)が強国の炎国に領土の境州を奪われてから20年余り、王は炎国と停戦協定を結び一時的に平和な日々を過ごしていた。
しかしいつこの同盟が破られ再び攻め込まれるかも分からずに不安な日々を過ごすより領土奪還を成し遂げた方がいいと考える重臣の都督は、王の許可無しに炎国の将軍の楊蒼に決闘を申し込む。
その事実を知った王は叱責するが頭脳明晰で民からの信頼も厚い彼のお陰で王位に就けたという事実もあるため、それ以上咎めることはできなかった。
だがこの王の前にいるのは都督本人ではなく彼の影武者だった、先の戦いで負傷し病に伏していた都督の代わりに表舞台に立つことになった影武者は「楊蒼を倒せば自由の身だ」という交換条件のもと敵地に赴いていく…
影武者や王のそれぞれの思惑がどう交錯していくのか、また都督と影武者の間で揺れる小艾はどのように彼らを支えるのか、そして原口あきまさはどう絡んでくるのか…
気になるところが沢山あり公開が待ち遠しいです。
おわりに
今回は映画『SHADOW/影武者』のメインキャストやあらすじといった公開前に押さえておきたい基本的な情報についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
ジャッキー・チェン好きの僕からすれば中国の歴史アクション映画×傘の暗器という小物は非常に惹かれる内容となっております。
また本作は三国志の荊州争奪戦をという戦いを元に大胆なアレンジを加えた物語となっているので、元ネタを知りたい方は公開前に軽く勉強しておくと物語の流れをスムーズに理解できるかもしれません。
最後にもう一度お伝えしますが、公開は9月6日の金曜日ですので気になる方は是非1度劇場に足を運んでみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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