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『イップ・マンシリーズ』でその名を広く知らしめたドニー・イェン、そんな彼が日本を代表するアクション監督である谷垣健治とタッグを組んだ映画が2021年に公開される事となりました!!
題名は『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』(原題:肥龍過江、英題:Enter The Fat Dragon)です。
予告動画
デブゴンと言えばサモ・ハン・キンポーのイメージが強いのでドニー・イェンがどのようなデブゴンになるのか全く想像つかなかったのですが、予告動画を見る限りかなり期待できそうな感じがします。
それにしてもドニー・イェンの変貌っぷりが凄いですね笑
中国では既に公開されていてあらすじや登場人物等も判明しているので、本記事ではそれらについてまとめてお伝えしていきたいと思います。それでは早速行ってみましょう。
映画【燃えよデブゴン TOKYO MISSION】の主要キャスト一覧
まずは登場人物の紹介から
ファーロン役:ドニー・イェン(甄子丹)
©2020 肥龍過江/Enter The Fat Dragon/燃えよデブゴン TOKYO MISSIONより引用
主人公のファーロンを演じるのは、ドニー・イェン。
冒頭でも少し触れましたが『イップ・マン』やその他にも『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などで脚光を浴び、ここ数年でよく耳にするようになった香港出身の俳優さんです。
1963年生まれの現在57歳でもう少しで還暦を迎えますが、そんな事を微塵も感じさせない程若々しいです。僕自身は以前から彼の存在を知っていて主演作品も何本か見た事があるのですが、ジャッキーやウー・ジンと比べても全く見劣りしない素晴らしいアクションを見せてくれます。
そんなドニーが今回演じるのがそれまでの硬派な役柄とはかけ離れた太っちょな刑事さん、少しだけ友達のお兄ちゃんに似ています笑
特殊メイクによるぼてぼて体形でもはや別人となりながらもキレキレなアクションを見せてくれるはずなので、彼の活躍を早く劇場で観たいものです。
ファーロンの彼女 クロエ役:ニキ・チョウ(周勵淇)
©2020 肥龍過江/Enter The Fat Dragon/燃えよデブゴン TOKYO MISSIONより引用
ヒロインでファーロンの婚約者であるクロエを演じているのはニキ・チョウ、1979年生まれの現在41歳で女優の他に歌手や作家など多彩な才能を発揮してマルチに活躍しています。
『追龍』という映画ではドニー・イェンと夫婦役で共演していたようなので、本作でも息の合った演技を見せてくれるのではないでしょうか。
香港警察の同僚役:ルイス・チョン(張繼聰)
©2020 肥龍過江/Enter The Fat Dragon/燃えよデブゴン TOKYO MISSIONより引用
ファーロンの同僚で香港警察の一員である男性を演じるのはルイス・チョン、1980年生まれの40歳でニキ・チョウと同様に歌手としても活躍しています。
中国のサイトを見てみると『上司黃警司』と書いてあったのでもしかしたら同僚ではなく上司である可能性もあるので、詳しい事が分かり次第追記していきます。
ちなみに黄というのが恐らく名前で日本語だと「コウ」「ホアン」「ファン」のいずれかになると思うので、これも随時追記していこうと思います。
香港居酒屋のおばちゃん役:テレサ・モウ(毛舜筠)
©2020 肥龍過江/Enter The Fat Dragon/燃えよデブゴン TOKYO MISSIONより引用
新宿で香港居酒屋を営む店主役を演じるのはテレサ・モウ、1960年生まれの59歳でテレビや映画等で活躍する女優さんです。
日本ではあまり馴染みの無い女優さんですが、2005年にジャッキーの息子であるジェイシー・チャンが主演を務めた『早熟 青い蕾』という映画に出演した際には、中華圏で最も有名な映画賞の需要式典の1つであり日本では香港アカデミー賞と呼ばれる香港電影金像奨の最優秀助演女優賞を受賞するなど高い演技力の持ち主です。
おばちゃんを想うオヤジ役:バリー・ウォン(王晶)
©2020 肥龍過江/Enter The Fat Dragon/燃えよデブゴン TOKYO MISSIONより引用
上述したおばちゃんに恋心を抱いているオヤジを演じるのはウォン・ジン、1955年生まれの65歳で映画監督やプロデューサー業も務めています。
そんな彼が監督を務めた映画で有名なのが、ジャッキーが主演を果たしたシティーハンターの実写版です。ジャッキー映画の中では黒歴史と言われている作品で中々ぶっ飛んだ内容なので気になる方は一度観てみる事をオススメします笑
そんな彼が本作では脇役として登場するのでどのような活躍を見せるのか見ものですね。
刑事 遠藤役:竹中直人
kokokara©2020 肥龍過江/Enter The Fat Dragon/燃えよデブゴン TOKYO MISSIONより引用
ここからは日本人出演者のご紹介、まず最初はご存知の方も多い竹中直人。1956年生まれの64歳でドラマやバラエティ番組、CM等テレビでよく目にする俳優さんです。
香港映画で日本が舞台の映画では2009年に公開されたジャッキー主演の映画『新宿インシデント』でも刑事役として出演しているので、似た役どころになりますね。相変わらず渋いキャラなのか、それともまた違ったキャラになるのか気になるところです。
ヤクザの構成員 島倉役:丞威(岩永ジョーイ)
日本のヤクザの構成員の1人である島倉を演じるのは丞威、一番左の人物ですね。1994年生まれの26歳で俳優だけでなくダンサーや元ジャニーズという経歴も持ち合わせています。
僕自身この人の存在を今作で初めて知ったのですがwikiによるとアクションが出来る俳優を目指して活動していると書いてあったので、本作でどのような動きを見せてくれるのか期待したいものです。
島倉の祖父役:渡辺哲
島倉の祖父を演じるのは渡辺哲、1950年生まれの70歳で数多くのドラマや映画等に出演している俳優さんです。
この人の演じる役柄は強面な頑固オヤジというイメージが強いのですが本作でもヤクザ構成員の祖父という役柄上、怖そうな人物になりそうな予感。上記の画像で既に麻生太郎みたいないで立ちでドンのような風貌をしてますからね笑
人魚役:バービー
人魚役で出演しているのはバービー、1984年生まれの36歳でお笑いコンビ フォーリンラブのボケ担当です。
まさかのお笑い芸人も出演しております、日本映画ならまだしも香港映画の出演なので本人がどっきりと思うのも無理ありません。しかも役柄が太った人魚役ということで物語にどのように関わってくるのか見当もつかないです笑
チョイ役なのかはたまた意外にもガッツリと出演しているのか、本編とは別に楽しみの1つとなりました。
映画【燃えよデブゴン TOKYO MISSION】のあらすじ
ここからは本作のあらすじについて紹介していきます。
検挙率が高く優秀な警察官であったファーロンは自身の結婚式当日に事件に遭遇してしまい、正義感のあまり結婚式を差し置いて犯人を追跡して見事逮捕にこぎつけるもその途中で警察長官を轢き殺してしまいそうになる。
その罰としてファーロンはデスクワークがメインの部署に左遷させられてしまい、挙句の果てには婚約者のクロエにまで別れを切り出されてしまう。フラれたショックと事務仕事による運動不足、それらからなるストレスによって暴飲暴食に走るファーロンは半年の月日が流れるころには体重が90kgを超えるポッチャリになっていた。
それでも高い身体能力と正義感を失っていなかったファーロンはある日、重要参考人である日本人を日本まで護送する任務を受ける。しかしその途中でヤクザ同士の抗争に巻き込まれその隙に犯人が行方をくらませてしまう。
そこで日本の遠藤刑事の力を借りて共に捜査を進めていくことにするが、その先でファーロン達を待ち構えているものとは…
なんかあらすじだけ見るとポリス・ストーリー/九龍の眼とどことなく似ているような気がしないでもないですね笑
おわりに
今回は『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』の基本的な情報についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか、これまでのドニー・イェンとは全く違う姿が拝めるので個人的にはすごく楽しみな1本となっております。
2021年1月1日(金)でTOHOシネマズ日比谷他全国で公開予定です、気になる方は是非劇場に足を運んでご覧になってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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