この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。
2017年にイギリス・中国の合作で『ザ・フォーリナー(原題The Foreigner)』が公開されましたが、日本では公開されないままでいました。
ですがいよいよ2019年の5月3日、ゴールデンウィークに日本でも公開することが決まりました!!邦題は『ザ・フォーリナー/復讐者』。

オ待タセシマッシタ!
死んだ目をしているジャッキーが凄く印象的なこの映画ですが、本記事では鑑賞する前に知っておきたい基本的な情報を紹介していきます。
『ザ・フォーリナー/復讐者』:予告動画
予告動画が解禁されましたが作品を通してシリアスな雰囲気が漂っているのでコメディ要素は皆無、もしくはあってもほんの少しではないかと思われます。
『ザ・フォーリナー/復讐者』:主題歌は【普通人】
日本以外では2017年から公開されていますので主題歌は既に明らかになっています、タイトルは【普通人(Ordinary People)】。
この歌は共演者でもあるリウ・タオ(劉涛)と共に歌われています。中国語なので歌詞の意味は理解できませんが、映画と同じように悲しげな感じが伝わってきます。

切ない曲調とデュエット、キム・ヒソンと歌ったEndless Loveを思い出す…
『ザ・フォーリナー/復讐者』:押さえておきたい3人の主要キャスト
『ザ・フォーリナー/復讐者』には魅力的な登場人物がたくさん登場しますが、ここでは最低でも押さえておきたい3人を紹介します。
クァン・ノク・ミン役…ジャッキー・チェン(成龍)
ナメてたおじさんが元最強工作員のジャッキー・チェンだった!!という『The Foreigner』の日本公開がようやく決まりましたね。輸入盤で観たけど、死んだ顔のゲリラ爆弾魔と化したジャッキーがゾクッとするほど怖いです。 pic.twitter.com/eXfBVo8YvJ
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) 2019年2月20日
本作でのジャッキーはロンドンでレストランを経営するクァン・ノク・ミンという男性を演じます。現在こそ慎ましく暮らしているものの実は特殊部隊に所属し工作員として活躍していた元軍人という過去を持っています。
予告動画を見る限りジャッキーお得意のカンフーを始めとした肉弾戦だけでなく、軍人時代のノウハウを生かした銃撃戦やトラップ・爆弾を使い敵を倒す手法をいかんなく発揮しているので、普段とは一味違ったジャッキーの姿を見ることが出来るかもしれません。
ファン役…ケイティ・リューング
うわーこれはヤバイ!!!
『The foreigner』で共演するジャッキーと『ハリーポッター』のケイティ・リューングのツーショット✨大好きな2人が一緒に出るのはやばい!ますます楽しみ😊https://t.co/sbSyuWBity pic.twitter.com/yIDnTIugoE— yusei@成龍 (@lee_jackie0407) 2016年5月18日
クァン・ノク・ミンの娘で爆弾テロに巻き込まれてしまうファン役を演じるのはケイティ・リューング。
名前を聞いてピンとくる人ももしかしたらいるかもしれませんが彼女、実は映画『ハリーポッター』でハリーの初恋相手であるチョウ・チャンを演じていた人なのです。上のツイートで少し触れているので既に分かっていたかもしれませんが…笑
ケイティ・リューングは1987年8月8日生まれの現在31歳。
公開当時の2017年は29歳ということになりますが、ファンは高校生という設定なので年齢的にこの役に違和感はないのか少し気になるところです。
リーアム・ヘネシー役…ピアース・ブロスナン
「カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル監督×#ピアース・ブロスナン の「#ザ・フォーリナー」やっとGWに公開か。ムビチケ買って来るかな・・ブロスナンも年取ったな。 pic.twitter.com/6dW1BESRra
— 京谷一郎 (@gonin007) 2019年2月23日
北アイルランドの副首相リーアム・ヘネシー役を演じるのは、ピアース・ブロスナン。1953年5月16日生まれの65歳でジャッキーとはほぼ同世代ということになりますね。
さてこのリーアム・ヘネシー、ご存知の方もいるかもしれませんが実は007シリーズの5代目ジェームズ・ボンドなのです。ジャッキーとジェームズ・ボンドの直接対決は拝めるのか、今からドキドキワクワクです。

1つの映画でジャッキーとジェームズ・ボンド見れるとかめっちゃお得やん!笑
『ザ・フォーリナー/復讐者』:あらすじ
ではここで簡単なあらすじを紹介していきます。
ロンドンでレストランを営むクァン・ノク・ミン(ジャッキー・チェン)、彼は妻と娘に先立たれてからもう一人の娘であるファン(ケイティ・リューング)だけが全てであり生きる希望だった。
慎ましくも一時の平穏な生活を過ごしていた2人だが、そんな時間はいとも簡単に崩れ去ってしまう。ファンを学校へと迎えに行った帰り、寄り道した店で2人は爆弾テロに巻き込まれてしまう。
命からがら助かったクァンであったが、ファンは帰らぬ人となってしまう。妻や娘たちを失い絶望の淵に追いやられたクァンだったが、のちに犯行声明で犯人が北アイルランドの解放を目指すIRA暫定派であることが分かる。そこでクァンは現北アイルランド副首相でIRAのボスでもあったリーアム・ヘネシー(ピアース・ブロスナン)にコンタクトを取るが邪険に扱われてしまう。
愛する人を失ったクァンは諦められるはずもなく、かつて特殊部隊の工作員だった知識と経験を活かしてリーアムから真相を知ること、そして犯人に対する復讐を誓った…
『ザ・フォーリナー/復讐者』:原作はチャイナマン
『ザ・フォーリナー/復讐者』には原作が存在します、それは1996年に発売されたスティーヴン・レザー著の『チャイナマン』という小説です。
普段あまり小説は読まない僕ですが、ジャッキー関連となると途端に気になるので今度買って読んでみようと思います笑
おわりに
ジャッキーが復讐の鬼と化す『ザ・フォーリナー/復讐者』。
あの生気を失ったかのような目をするジャッキーの演技、ものすごく悲壮感が伝わってくるので早く観たいのです!

公開ガ待チ遠シイネ~
- デンゼル・ワシントンの『イコライザー』
- キアヌ・リーヴスの『ジョン・ウィック』
- サモ・ハン・キンポーの『おじいちゃんはデブゴン』
などといった【ナメてた相手がヤバいやつだった】系の映画は僕は大好物なので非常に楽しみです。
特にイコライザーでデンゼル・ワシントンが演じたロバート・マッコールの虚無な目と今回のジャッキーの生気を失った目にはシンパシーを感じずにはいられません笑
映画が公開したら改めて感想などを記していこうと思います。
以上、『ザ・フォーリナー/復讐者』の鑑賞前に知っておきたい情報まとめについてでした!
コメント